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新年度
2025年04月16日

こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 経営財務部です。
新年度が始まって早2週間が過ぎましたが、今回は新年度を迎えて企業やビジネスマンが
今一度頭を整理する思考法を紹介したいと思います。
4月に入って通勤途中で真新しい制服をまとった新入生やビジネススーツをまとった新入社員が
通学・通勤していく姿を見かけるようになりました。
日本では4月から新しい年度がスタートする風習があります。自然界でも街中は桜の花が満開となり、
野山は新芽が芽吹き春の訪れを謳歌しています。
4月から社会人となられた新入社員の皆さんは新入社員研修等でお忙しくされていることと存じます。
企業におかれましてはそれぞれの決算月、年末年始、新年度と一年間の中で節目があると思いますが、
それぞれの節目において頭の整理をする思考法及び思考順序をご紹介したいと思います。
1.自社又は自分が属している業界・市場を再確認(外部環境)
先ずは自社及び自身が置かれている業界の状況を再確認して下さい。
市場規模・従事員数等、成長業種なのか縮小業種なのか等を3~5年後どのように変化していくのか、
経済産業省やシンクタンク・業界誌等の情報を収集し、自社・自分にとってどのような影響があるかについて
PEST分析や5FORCE分析などで整理しておきましょう。
ここで大切なのは、業界の変化とか情報を自分事として活用できる思考をもつことです。
決してそれらを鵜呑みにせず、ご自身で調べたり、複数の情報や他の人の意見を確認することが大事です。
なぜなら、情報の発信者は強調したいことを発信する傾向があるからです。
2.強みの再発見(内部分析)
次に確認することは自社又は自分の強みをVRIO分析や3C分析などで整理しておきましょう。
知識・技術力・組織力等々、他社(他者)より勝っていること又は優れていると思われることを
再発見して下さい。
なぜなら得意なことは直ぐに行動に移せる傾向があるからです。
3.一年間の目標を定める(目標設定)
最後に上記を踏まえて、一年後の自社又は自分の姿をイメージしながらチャレンジしていくことを
決めて行きます。
ぼやっとした目標ではなく、5W2Hで具体的に行動することを決めて行きます。
目標を持ってチャレンジすることは必ず自社及びご自身の成長に繋がるものと言われています。
そこで大切なのは、より明確な一年後・三年後のイメージを強く意識できるかです。
MLBドジャースの大谷翔平選手もマンダラ式目標計画で現在の姿を築いてきたと言われています。
皆さんも折角頭の整理が出来たら書き留めることをお薦めします。
■ まとめ
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回紹介した思考法は正しく経営計画を立案するときの
思考法・思考順序です。
当事務所ではこのようなこともサポーとしています。ご興味のある方は是非お声かけ下さい。
税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく
相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。
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