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確定申告における所得税の納付方法について
2025年02月26日

こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 経営財務部です。
今回は、確定申告における所得税の納付方法についてご紹介します。
【現金納付】
現金に納付書を添えて、納期限までに金融機関又は所轄税務署で納付する方法です。
令和6年分の所得税確定申告の納期限は、3月17日です。
【振替納税】
納税者名義の預貯金口座から、指定された振替日に口座引落が行われます。
令和6年分の所得税確定申告の振替日は、4月23日です。
なお、消費税確定申告の振替日は4月30日となっています。
新たに振替納税を行う場合は、確定申告の提出期限(3月17日)までに
預貯金口座振替依頼書を提出すれば、今回の確定申告の納税分から口座引落が行われます。
振替納税を利用中の納税者が転居などによって確定申告書の提出先の税務署が変わる場合は、
確定申告書の振替継続希望欄に「○」をつけることで振替納税を継続することができます。
また、一度手続を行うと、振替納税の取りやめ届出書を提出しない限りは
翌年以降の予定納税及び確定申告についても振替納税による納付が継続して行われます。
【ダイレクト納付】
納税者自身がe-Taxにログインして納付手続を行うことにより、
登録された金融機関口座から口座引落が行われます。
納付時期は、即時か引落し日の指定のどちらかを選択することができます。
新たにダイレクト納付を行う場合は、事前にe-Taxの利用開始手続を行い、
ダイレクト納付の利用届出書を提出する必要があります。
ダイレクト納付が可能となるまで、e-Taxで提出した場合は1週間程度、書面で提出した場合は
1ヶ月程度かかるため、今回の確定申告に間に合わない可能性があるので注意が必要です。
【インターネットバンキング等】
納税者自身がe-Taxにログインして、リンクから金融機関にアクセスし納付する方法です。
ATMでペイジーが使える金融機関であれば、ATMから納付することもできます。
この納付を行うためには、事前にe-Taxの利用開始手続を行う必要があります。
【クレジットカード納付】
国税クレジットカード支払いサイト(エフレジ)から納付する方法です。
今回納める納付税額の他に、納付税額に応じた決済手数料が必要になります。
【コンビニ納付(QRコード)】
国税庁ホームページの「コンビニ納付用QRコード作成画面」から納付に必要な情報を
QRコードとして作成し、それを印刷したものを持ってコンビニエンスストアで納付する方法です。
現時点で利用可能なコンビニエンスストアは
・ローソン、ナチュラルローソン、ミニストップ(Loppi端末がある店舗のみ)
・ファミリーマート(マルチコピー機がある店舗のみ)
となっており、全ての店舗で利用できるわけではないのでご注意下さい。
納付にあたり手数料は不要ですが、30万円を超える金額は納付することができません。
【スマホアプリ納付】
「国税スマートフォン決済専用サイト」から、スマホアプリ決済を利用して納付する方法です。
スマートフォンから○○ペイを経由して支払うことができ、現時点では
・PayPay
・d払い
・auPAY
・LINE Pay
・メルペイ
・Amazon Pay
・楽天ペイ
の7つに対応しています。
アカウント残高を利用した支払い方法のみ対応となっているため、
事前に残高へのチャージを行う必要があります。
納付にあたり手数料は不要ですが、30万円を超える金額は納付することができません。
振替納税以外の場合は、毎回自由に納付方法を選択することができますが、
手続の要否や納付が可能となる時期、金額の上限や手数料の有無など
納付方法によってさまざまなため、選択する際は事前に調べておく必要があります。
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