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こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 資産承継部です。
国税庁より、令和４年分の相続税の申告実績の概要が発表されています。

【被相続人数（死亡者数）と課税対象被相続人数】
死亡者数は、令和３年が１４４万人であったのに対し、令和４年は１５７万人となっており
約１３万人・９％増加、相続税の申告書の提出に係る被相続人数は、令和３年が
１３．４万人であったのに対し、令和４年は１５．１万人となっており
約１．７万人・１２％増加しています。

これにより課税の割合は、令和３年が９．３％に対し令和４年が９．６％となっており、
基礎控除の改正の時に言われていた１０％にさらに近づいています。


【課税価格と税額】
課税価格につきましては、令和３年が１８．６兆円であったのに対し、令和４年は２０．７兆円となっており
約２．１兆円・１１％増加、相続税につきましても、令和３年が２．４兆円であったのに対し、
令和４年は２．８兆円となっており０．４兆円・１６％増加しています。


【相続財産の金額の構成比の推移】
相続財産の金額の構成比については、令和３年が土地３３．２％年・現金預金等３４．０％に対し、
令和４年は土地３２．３％年・現金預金等３４．９％と現金預金等が増加しています。

同時期に発表された、相続税の調査等の状況でも分かりますように、財産別非違件数がトップで
６９．１％である現金預金等の調査は引き続き重要視されるのではと思います。

税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく

相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。

京都で５０年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。

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