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こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 資産承継部です。

令和６年７月1日に国税庁から、令和６年分の路線価が公表されました。

（令和６年分の傾向）
都道府県庁所在都市の最高路線価の対前年の変動は、上昇した都市は３７都市で、横ばいは９都市、下落１都市でした。
令和５年は上昇２９都市、横ばい１３都市、下落４都市でしたので、新型コロナの影響も回復の方に向かっているようです。

（最高路線価）

令和６年分の全国の最高路線価も例年通り、「東京都中央区銀座５丁目銀座中央通り（鳩居堂前）」で、昭和６１年分以降９８年間連続でトップで、１㎡当たりの路線価は４，４２４万円で対前年比３．６％増と、昨年の４，２７２万円から上昇しています。
また、２番目の、「大阪市北区角田町御堂筋」は、１㎡当たりの路線価は２，０２４万円で対前年比５．４％増と、昨年の１，９２０万円から上昇しています。
上昇した３７都市の内、１０％以上上昇した都市は、千葉市の「中央区富士見２丁目 千葉駅東口駅前広場」で１４．９％増、さいたま市の「大宮区桜木町２丁目 大宮駅西口駅前ロータリー」１１．４％増の２都市となっています。
その他、５％以上１０％未満の上昇が８都市、５％未満の上昇が２７都市となっています。

（影響）

路線価が全体的に上昇してきておりますので、相続・贈与への影響は大きくなってきています。
そのため、改めて、お持ちの土地がいかほど相続税がかかるのか調査されてみてはいかがでしょうか。



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