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令和5年分の路線価について

2023年08月30日

資産承継部

こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 資産承継部です。

国税庁は令和5年7月3日に、令和5年分の路線価を公表しました。



【令和5年分の傾向】

都道府県庁所在都市の最高路線価の対前年の変動は、上昇した都市は29都市で、

横ばいは13都市、下落は4都市だったようです。

令和4年は上昇15都市、横ばい16都市、下落16都市でしたので、

新型コロナの影響も回復の方に向かっているようです。



【最高路線価】

令和5年分の全国の最高路線価も例年通り、「東京都中央区銀座5丁目銀座中央通り(鳩居堂前)」で、

昭和61年分以降38年間連続でトップで、1㎡当たりの路線価は4,272万円で対前年比1.1%増と、

昨年の4,224万円から上昇しているようです。

2番目の、「大阪市北区角田町御堂筋」は、1㎡当たりの路線価は1,920万円で

昨年の4.0%減少した1,896万円から対前年比1.3%増となっています。

上昇した29都市の内、10%以上上昇した都市はなく、5%以上10%未満の上昇が5都市、

5%未満の上昇が24都市となっています。

横ばいの都市は13都市で、下落した4都市は、5%未満の下落でした。



【標準宅地の評価基準額】

標準宅地(各土地の適正な時価の基準となる市町村の代表となる宅地)の

評価基準額の全国平均値は1.5%で、

25都道府県が上昇し、2県が横ばい、20県が下落となっているとのことです。



【影響】

路線価が全体的に上昇してきておりますので、相続・贈与への影響は大きくなってきています。

より対策の検討が必要となってきます。




税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく

相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。


京都で50年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。


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