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『経営者のための読むコーチング』第7回「中期経営計画」
2022年12月16日
『経営者のための読むコーチング』シリーズは、経営上のいろんな決断の場面を想定して、
その時、何を考え、何を決断するのか、読むだけで頭の整理をして、
気づきを得て頂くことを目指しています。では、本題に移ります。
前回は、マネジメントの父と言われたピーター・F・ドラッカーの
「5つの質問」について書かせて頂きました。
今回は、「中期経営計画」について書かせて頂きます。
経営計画は、大企業では当然のごとく普通に作成されていますが、
中小企業になると、作成されている比率は一気に下がります。
2022年の中小企業白書では、中規模事業者では7割弱、
小規模事業者では5割弱が作成している、となっています。
会社の規模が大きくなるにつれて作成割合が増加している実態があります。
事業を成長させるためには、経営計画は必然のツールとも言えます。
経営計画の中でも、3年から5年後までを含めた「中期経営計画」は、
将来の経営を考える上で、かなり役に立つツールです。
将来のことは分からない、分からないからこそ、いろんな経営環境の変化を予測しつつ、
その準備を進めるために「中期経営計画」は最適です。
では、お尋ねします、
・今のままで、3年後も同じ売上を上げられますか?
・3年後に大きく変化してそうな事で、経営に影響のあることを3つ上げられますか?
・自社の収益力を高めるためにじっくり取り組みたい事は何ですか?
「中期経営計画」についてはお伝えしたいことは沢山あるのですが、
まずは、肩の力を抜いて、やりがいのある未来を、
計画という形にして楽しんで頂きたいと思いいます。
では、次回は、「単年度経営計画」について書かせて頂きます。
【自己紹介】
事務所を承継して以来「オープン経営」に取り組んできました。
企業が業績や企業の方向性を社内にオープンにしていくことで、
経営者と社員の利害を一致させ、全社員が同じ方向に協力し合う経営環境を造れます。
そのメリットは計り知れず、経営者が1人で悩んでいたビジネスモデルの更新や、
経営戦略の実践に抜群の力を発揮します。そして、経営者の内向なストレスをなくします。
とは言え、社員が会社の将来を不安に思わないか、
お金の使い方について批判されたり追求されたりしないか、
正しく理解してもらえるだろうか、などなど経営を公開することに不安はつきません。
閉鎖的な会計事務所業界にあって、オープン経営に取り組み、
そして成果を上げてきた私自身の経験も踏まえて、
「オープン経営」に取り組まれる経営者のお手伝いを積極的にさせて頂いています。
税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく
相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。
京都で50年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。
地下鉄丸太町駅より徒歩一分、税理士法人 久保田会計事務所に何でも御相談下さい。
お待ちしております。
平日 9:00 ~ 17:30