KUBOTAX BLOG
- HOME
- KUBOTAX BLOG
- 『経営者のための読むコーチング』第2回「経営承継の決断②」
『経営者のための読むコーチング』第2回「経営承継の決断②」
2022年07月22日
『経営者のための読むコーチング』シリーズは、
経営上のいろんな決断の場面を想定して、その時、何を考え、何を決断するのか、
読むだけで頭の整理をして、気づきを得て頂くことを目指しています。
では、本題に移ります。
前回、経営を承継するにあたり、ビジネスモデルを把握しているか、
という質問をさせて頂きました。
今回は、その先の後継者としてのゴールについて書かせて頂きます。
後継者が経営を承継した先に、どんなゴールをめざすのか、ということはとても大切です。
このゴールの設定に決められたものはありません。
むしろ、ゴールを自由に設定できることこそ、経営者の醍醐味だと言えるでしょう。
今まで、拝見した経営者のゴールには次のようなものがありました。一部を紹介させて頂きます。
・会社を成長させる。
・先代を超える
・社員を従わせる
・とにかく稼ぐ
・社会の課題を事業で解決する
・社会にインパクトを与える
・他人より良い暮らしをする
・子供に引き継ぐまでに無借金にする
一見、立派なものから、泥臭いものまでいろいろあります。
経営者の本音ですから、何が良いとは言えません。
考えること、思うことは本当に自由です。
公の場所で聞かれたら、気恥ずかしくて、とても答えにくいこともあります。
でも、ここでしっかり自分の心と向き合っておかないと、どこかで後悔することになります。
では、お尋ねします、
・経営者としてのゴールは何ですか?
この、ゴールに対して、ご自身がどれだけ執着できるか。
それ次第で、事業の成否とやりがいが大きく左右されます。
後継者の方に限らず、この記事を目にされた経営者の方、一度、じっくり考えてみて下さい。
ご自身の本当の心の中に気づかれた時、凄い力が湧き出てくると思います。
では、次回は、そのゴールを目指すために必要なものは何か、について書かせて頂きます。
【自己紹介】
事務所を承継して依頼「オープン経営」に取り組んできました。
企業が業績や企業の方向性を社内にオープンにしていくことで、
経営者と社員の利害を一致させ、全社員が同じ方向に協力し合う経営環境を造れます。
そのメリットは計り知れず、経営者が1人で悩んでいたビジネスモデルの更新や、
経営戦略の実践に抜群の力を発揮します。そして、経営者の内向なストレスをなくします。
とは言え、社員が会社の将来を不安に思わないか、
お金の使い方について批判されたり追求されたりしないか、
正しく理解してもらえるだろうか、などなど経営を公開することに不安はつきません。
閉鎖的な会計事務所業界にあって、オープン経営に取り組み、
そして成果を上げてきた私自身の経験も踏まえて、
「オープン経営」に取り組まれる経営者のお手伝いを積極的にさせて頂いています。
税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく
相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。
京都で50年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。
地下鉄丸太町駅より徒歩五分、税理士法人 久保田会計事務所に何でも御相談下さい。
お待ちしております。
平日 9:00 ~ 17:30