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令和2事務年度の贈与税に対する実地調査の状況
2022年04月06日
こんにちは。税理士法人 久保田会計事務所 資産承継部です。
以前に国税庁の相続税の調査等の状況の発表についてお知らせ致しましたが、
今回は贈与税の実地調査の状況の発表についてお知らせ致します。
【実地調査の状況】
贈与税の実地調査件数については、
令和元事務年度の3383件に対し令和2事務年度は1867件と
前年度比55.2%と減少しております。
【申告漏れ件数】
調査の結果の申告漏れ件数は、
令和元事務年度の3217件に対し令和2事務年度は1769件と
前年度比55.0%と、実地調査件数と同様に減少しておりますが、
調査の内約95%は申告漏れとなっている状況です。
【申告漏れの内容】
申告漏れとなっている内約82%が無申告によるもので、
その財産としては、「現金・預金等」が約74%と最も多く、
次に多いのは、有価証券の約10%となっております。
現金・預金の申告漏れが多いのは、やはり、
名義預金(2022.2.2のブログを参照ください)が原因だと思われます。
https://www.kubotax.com/blog/2022/02/post-923.html
このことからわかるように、相続税の申告時には、特に現金・預金については、
よく確認をしておかれる事が大切ですので、
久保田会計事務所ではそのお手伝いをさせていただいております。
税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく
相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。
京都で50年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。
地下鉄丸太町駅より徒歩1分、税理士法人 久保田会計事務所に何でも御相談下さい。
お待ちしております。
平日 9:00 ~ 17:30