KUBOTAX BLOG

前回のクライアントのその後の変化についてお話します。

自身の後継者の育成を依頼したところ、さほど際立った反応は見られず、

育成方法について淡々とした話合いになりました。

話が進む内に、そもそも自分が担当している業務についてどう感じているのか、

いくつか用意した質問をしてみました。

すると、クライアントは、一気に感情を解放したかのように話し始めました。

「会社にとって非常に重要な業務だと感じていて、実際にやりがいも感じているが、

忙しい時でも誰も手伝おうかと言ってきて貰えず、

何故か部下以外は誰も感心をもって貰えていないように感じている。

皆、他人事なんです。」と感情を込めて答えてきました。

普段のクライアントとの付き合いの中では、とても珍しく感じましたが、

「じゃあ何ができますか？」

「会社全体を巻き込むために担当業務の大切さを言語化してはどうですか？」

「どんなPRができますか？」などと伝えたところ、

「考えます！」と持ち帰られました。

文章では上手く伝えられませんが、クライアントにとって、

今まで何となく感じていたギャップ、課題が、一気に自分事になった瞬間でした。

コーチングの大きな魅力の一つを体験できました。

今後は、さらに担当されている業務の魅力や

重要性などを深く掘り下げてもらう質問などを準備して、

課題解決方法まで考えてもらおうと思っています。

自分事として考えてもらえれば、

きっと実行力もあがり大きな成果に繋がっていくと、期待しています。

《小屋先生から受けた主な質問、アドヴァイス》

・自分の仕事の大切さを言葉にしてみて下さい。

・あなたの事を周りはどう思っているか、その理由は。

・周りの評価についてどんな気持ちですか。

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