KUBOTAX BLOG

今回は、私の事務所ではなく、

人材育成に不安を感じるお客様に対して、どのように関われば良いか。

一見、コーチングを必要としていないのではないか、

と感じるクライアントに対して、どのように対処すれば良いか、

ということについて相談しました。

会社の目指すところとしては、本人にリーダーシップを発揮してもらい、

部下のモチベーションを高めてもらい、自立型人材を育成して欲しいところです。

本人は、実務的に非常に優秀で、自身が担当する業務に関しては完璧で、

会社の目標達成にも積極的に貢献しています。

部下に対する業務指導も、知識と経験を活かして素晴らしい指導をします。

ただ、おとなしい性格で、自分の意見をあまり言わない。

コーチングをしても、特に自分のありたい姿があるようではなく、

会社全体の課題についても「誰々がこうすればいいのに」といった、

当事者意識の薄い発言しかしない。かと言ってマイナスの影響はない。

そんなクライアントに対して、

将来に向けて自身の後継者を育成することを依頼することで、

自分自身の在り方をプレイヤーから育成者に変えていくことに気付いてもらえないだろうか、

ということになった。

そして、部下育成には、コーチングを活用してもらえるように指導していくことで、

自分のギャップに何か気付いてくれるかもしれない。

さて、思ったとおり、無事ギャップに気付いて、

そこを課題と捉えられるようになるか。

次回をお楽しみに。

《小屋先生から受けた主な質問、アドヴァイス》

・自分の仕事ぶりは、周りや部下からどんな風に見えているか

・部下からどんな風に見られたいか

・○○○になるために△△△を身につけて欲しいが、どう思うか

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