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『久保田博之の経営者のためのコーチング体験記』第18回 エンゲージメント

2021年11月22日

所長

仕事に対して、自発的ではなく、

ネガティブな印象の人にリーダーはどう対処すれば良いか。

そんな相談をしてみました。

部下と面談していると、常にポジティブで活き活きしている者ばかりではないです。

私自身はかなりポジティブな方ではありますが。




そこで、小屋先生から、「マネー現代」に掲載された

エンゲージメントの低い人の解説「くそつまらない仕事」を紹介して頂きました。

私達はいつまでこのクソつまらない仕事を続けなければならないのか?(小屋 一雄) | マネー現代 | 講談社(1/4) (ismedia.jp)



他に、自分のアルバイト経験や今までの仕事経験を振り返っていくなかで、

自身の仕事感がどのように形成されてきたのか気がつきました。



一方で仕事に対してネガティブな人も、

やはり過去の仕事体験に影響されていることも多いように思います。

特に、「正直者が馬鹿を見る」といった体験をしていると

考えを改めてもらうのは相当困難なように思いました。



ただ、そんな場合でも、その人格を否定するのではなく、

我慢強く部下を承認するように接していると、ふとしたキッカケで目覚めることもありそうです。



そんなキッカケ作りで重要なのが、相手の「視点をずらす」質問です。

過去の体験に囚われていたり、目先の事に集中しすぎていると、

どうしても視野がせまくなり、何をやっても意味を感じられず、

無力感が漂ってしまいます。

そんな部下に対して、次のような質問をしてみたところ、良いキッカケになり、

その後の残業削減に繋がり、人時生産性が好転したのを思い出しました。



「自分の事を他のメンバーはどう見ているだろうか?」

「プレイヤーでない上司の仕事とは何か?」

「自分の行動が周りにどんな影響を与えると思うか?」

エンゲージメントについては、とても奥が深いです。引き続き勉強していきます。



《小屋先生から受けた主な質問、アドヴァイス》

同じような出来事でどんな経験をしたか、その時どう感じたか?


部下を自発的にするためには、相応の「性格」と「機会」が必要。

機会は面談などで承認することで創れるが、性格は難しい。

過去の体験がトラウマになっている場合も多いので、

あきらめずに、そんな人もいるだろうと続けていけばフとしたきっかけで目覚める。




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