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『久保田博之の経営者のためのコーチング体験記』第15回 組織の進む方向をより明確にするビジョン
2021年10月11日
ビジョンを明確にするワークショップを行いました。
約60枚の写真の中から、事務所の経営理念を達成した瞬間にぴったりの写真を選びます。
この写真には、華麗に波を乗りこなすサーファー、凜々しい雄ライオンの顔、
堅牢な鎖、サッカーのゴールシーン、南国の昼下がりを連想させる浜辺のハンモック、
ロジックを示すグラフ、親子の談笑するシーン、などなど、多種多様なシーンが含まれています。
所員全員が、その中から一つの写真を選び、
選んだ理由とそのシーンのイメージをスピーチで発表しました。
全員のスピーチを聞いてからさらに意見を出し合ってまとめ上げていきます。
最終的には、自分たちの理想を達成した瞬間としてビジョンが確定しました。
ここで初めて皆さんに披露させて頂きます。
まずは、もともとから作成していた経営理念と、それを達成した時のビジョンになります。
《経営理念》
「企業と人の継続発展を支援し社会に貢献する」
現在の社会において各企業は、生産・流通・サービス等社会システムの一端を担っており、
豊かな社会の原動力となっている。
また、その社会は相続により世代から世代へと未来に引き継がれていく。
私たちは、税務・財務の専門家として、顧客の真の相談相手となり、
各企業の健全な成長発展と人々の円満な相続を支援することにより、
社会に貢献し、社員の物心ともに豊かで幸せな生活を支援します。
《ビジョン》
経営者が、社員全員と協力して会社の目標を達成したことを喜び感謝されています。
相続人が、円満でストレスのない相続を実現し相続に関して安心されました。
私達は、直接の担当者に限らず、全てのお客様に職員が真の相談相手として、
精神的に堅い絆で結ばれていて、物心共に充実した生活を送っています。
《小屋先生から受けた主な質問、アドヴァイス》
ビジョンについては、原則全員参加で進める。
ただし、最終的には経営者が決定することなので、
経営者が作ったビジョンにみんなの本音の思いを反映させるような形を取ること。
写真を使ったワークショップでは、まず、自分の価値観に合う写真を選んでもらう。
つぎに、その価値観を会社の方向性に向けて、どんな意味合いが生まれるのかを言語化する。
そうして出てきた、みんなの言葉を踏まえて、
経営者のビジョンをバージョンアップし、みんなに提示する。
税理士法人 久保田会計事務所では、法人税や所得税等の税務申告だけでなく
相続対策や事業承継のお手伝いや経営コンサルティングを通してお客様の継続と発展を支援致します。
京都で50年間積み重ねた経験が、きっと皆様のお役に立つものと信じております。
地下鉄丸太町駅より徒歩一分、税理士法人 久保田会計事務所に何でも御相談下さい。
お待ちしております。
平日 9:00 ~ 17:30