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『久保田博之の経営者のためのコーチング体験記』第4回 初めてのコーチング
2021年04月26日
記念すべき第1回のコーチングテーマは、「事務所経営の目標と課題」です。
この時、私の一番の悩みは、事務所スペースの拡大でした。
私が事務所に入ったころは10人ほどの職員だったのが、
そのころには20名になっていました。
お陰様で、ゆっくりですが順調に成長させて頂いた結果です。
しかし、あと数名増えると座る席がない状態になりました。
移転か、建替か、大改築か、増築か、と迷っていました。
そもそも、事務所を拡大したいのか、事務所を拡大するメリットはあるのか。
そのメリットはお客様のメリットか。職員のメリットか。
自分はどうしたい。後継者はどうなる。
経営者の事業意欲という点では、増築が一番良いかと、うっすら考えていました。
こんな状態では、考えがいったりきたり、まったく整理できません。
事務所の順調な成長が嬉しいはずなのに、何故か、純粋に喜べない。そんな状況でした。
自社ビルというのは、自由に使えたり、改装したりできる点が素晴らしいのですが、
一旦手狭になってしまうと、移転も含めて相当な覚悟をもった設備投資が必要になります。
この時、小屋先生からいくつも質問を投げかけてもらい、
答えていくうちに、ドンドン目指している姿が明確になっていきました。
小屋先生が、私を何とか理解しようとされているようにも感じました。
コーチとクライアントの信頼関係をしっかり築いておくことは、コーチングの基本です。
日頃、職員にも、同業者にも誰にも言ってこなかった考えが自分の中からあふれ出しました。
事務所が関与させて頂くことで、お客様にどんな状況になってもらいたいのか。
事務所の職員には、待遇も含めてどんなプロになって欲しいのか。
この日明確になった目標は、
「久保田のところで見てもらったら、無茶苦茶会社が良くなった。」と
京都の経営者から言われること。
そして、そのために、若い経営者を支援していくプログラムをつくるところを
最初のゴールに設定しました。
実際のお客様数名をイメージしてプログラムのたたき台を1ヶ月で作る、
と決意表明してその日は終わりました。
事務所の拡張はどうなったか。
セッションが終わってみれば、そんなことはどうでもよくなりました。
というか、理想の事務所を追求していく中で、また考えることにしました。
良い意味での先送りです。
コーチングでは、クライアントが目指すゴールを明確にすることはとても大切です。
当たり前のことですが、この時まで、その重要性には気づいていませんでした。
《小屋先生から受けた主な質問》
経歴や趣味、信条など自己紹介して下さい
具体的にどうなりたいか(ビジョン)
改めてどんな事務所にしたいか
現在は、そのゴールに対して何点の状態ですか
足りない点数分は何
そのビジョンは、本当にやりたいことか、必要な要素か
なりたい姿になるために何が課題か
その課題に矛盾はないか
そうなるために必要なことは何か
あと10年、自分で先頭に立ってできませんか
それは、今すぐ実行できるか
では、今から1ヶ月の間に何をするか
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