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GROWモデル
2020年10月14日
こんにちは、経営支援事業部です。
今回はコーチングの中でも有名なGROWモデルを紹介致します。
コーチングとティーチングの違いについては以前の弊所ブログをご参照下さい。
(https://www.kubotax.com/blog/2017/07/post-663.html)
【GROWモデル】
GROWモデルとはコーチが受け手を自発的に考えさせ、
漠然とした目標から具体的な行動へ促すコーチングの基本スキルです。
GROWは
G:Goal 目標の明確化
R:Reality/Resource 現状の把握/資源の発見
O:Options 行動の選択肢
W:Will 目標達成の意志
のイニシャルをとっております。
「目標を明確」にし、「現状の把握」、「行動」を決め、
「実行の意志」を固めるという流れでコーチングを進めていきます。
(G:Goal)
受け手の理想の人生や目標・目的を明確にするところから始めます。
制限を設けず何でもできるとしたら何がしたいのか、
どうなったら理想的なのかを具体的にイメージしてもらい引き出していきます。
「SMARTの法則」や「5W1H」を意識すると引き出しやすいかもしれません。
このとき、コーチが良いと思うものを押しつけないことに注意が必要です。
(R:Reality/Resource)
今どのような状態なのかスキル、資産、人脈などを明確にします。
またGoalと現状のギャップを明確にし、現状に対する原因や阻害要因を探っていきます。
ここでは内的要因と外的要因をそれぞれ洗い出すことが大切です。
(O:Options)
現状が確認できれば、次にGoalとのギャップを埋めるための具体的な方法について考えていきます。
検討にあたっては現実的か実行可能かにとらわれず、
受け手本人からできるだけ多く自由にアイデアを出してもらうよう心がけます。
多くのアイデアの中からベストを選ぶようにしましょう。
(W:Will)
Goal達成のための方法を引き出せたら、
実行へ移すため「5W1H」を意識して具体的な計画を受け手本人に立てもらいます。
コーチはその計画がGoalと相関しているか、本来の目的から外れていないか確認します。
その際、PDCAサイクルを回せるように計画達成の測定基準を設定するようにしておくことも大切です。
定めたGoalを必ず達成する強い意志とやる気を確認しましょう。
GROWモデルは上記の流れで対話により受け手から自発的な行動・意欲を引き出していきます。
特にマネジメント層は身につけておきたいスキルの1つではないでしょうか。
弊所でも経営改善に組織の力、個人の力が非常に重要だと認識し、
日々企業のサポートをさせていただいております。
お気軽にご相談いただければ幸いです。
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