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平成30年分の相続税の申告状況
2020年01月29日
こんにちは、相続支援事業部です。
昨年12月に国税庁より、平成30年分の相続税の申告状況の概要が公表されました。
【課税割合が8.5%に】
平成30年分の死亡者数が1,362,470人に対して、
相続税の申告書の提出に係る被相続人数は116,341人と、
課税割合とすると過去最高の8.5%となったようです。(平成29年分は8.3%)
【相続財産の金額】
平成30年分の相続財産で、金額が一番多い種類は、土地の約6兆8百億円で、
次に多いのは現金・預金等で約5兆5千億円、
3番目は有価証券で約2兆7千億円だったそうです。
平成29年分も金額の多い順位は同様でした。
【課税価格と税額】
平成30年分の課税価格の合計は16兆2,
360億円(平成29年分は15兆5,884億円)で、
税額の合計は2兆1,087億円(平成29年は2兆185億円)と
かなりの増加をしているようです。
【相続税税務調査】
平成30年分の実地調査件数は、
約1万2千件でその内約85%で申告漏れ等があったようです。
重加算税の件数も増加し、申告漏れの課税価額は3,538億円となり
追徴税額は708億円となったようです。
同様に無申告に対する実地調査の件数も増加し、追徴課税も増加したようです。
久保田会計事務所では、書面添付制度が開始されたときからこの制度を活用することで、
より正確な相続税申告書を作成・提出していることで、
税務調査の発生する度合いが大きく減っています。
また、税務調査になった場合も、当事務所の長年にわたる多くの経験により、
相続人の方々に安心して頂けるよう、お手伝いをさせていただいております。
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