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ビジネスモデル俯瞰図
2018年07月25日
こんにちは、経営支援事業部です。
今回はビジネスモデル俯瞰図についてご紹介させて頂きます。
ビジネスモデル俯瞰図とは
自社が行う事業の全部または一部の流れを見える化したものをいいます。
具体的には事業の商流・物流・資金の流れをヒト・モノ・カネの視点から
仕入先や得意先、外注先などすべての社外取引と、
発注・検品・製造・梱包・発送などの内部工程とを図表に表します。
(目的)
ビジネスモデル俯瞰図を作成する目的は
金融機関等の外部機関に対し自社の事業を視覚的に伝えることと、
自社の事業を棚卸することで感覚的に把握していたことを
内部的に見える化することです。
自社の事業を対外的に口頭や文章で伝えるのは意外と難しく、
特に新規で取引を開始する外部機関に説明する際には非常に有効です。
また内部的にも生産工程や商流を見える化することで、
その事業の強み弱みの把握やどの工程が
ボトルネックになっているかなどが把握できます。
(作成方法)
特に決まった手順はないですが、
まずはイメージのしやすい自社からエンドユーザーまでの商流をまとめます。
小売業等であれば直接エンドユーザーへ販売しているでしょうし、
例えば自動車部品の製造業であれば、
その製造した部品がどのような商流で自動車に組み込まれ
エンドユーザーへと流れていくかをまとめます。
次にその商品や材料の仕入、外注の取引をまとめます。
最後にその間の社内工程を1工程ごとにまとめます。
その際に冒頭でも記載したように
ヒト・モノ・カネの視点を意識してまとめることで、
全体の把握しやすい俯瞰図を作成することができます。
ビジネスモデル俯瞰図は金融機関へ融資を依頼する際など、
外部機関から作成を求められることもあります。
弊所では事業実態の把握をお手伝いをさせて頂いており、
その中でビジネスモデル俯瞰図も作成させて頂いております。
自社の事業を客観的に把握し、
課題の洗い出しをご検討の際には是非お声かけ下さい。
平日 9:00 ~ 17:30