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「経営環境変化に対するこれからの経営のポイント」
2018年05月23日
こんにちは、経営支援事業部です。
経営環境変化の激しい昨今ですが、
その変化に対応できないトップは埋没すると言われています。
何故なら、経営者は「環境適応業」と言われているからです
そこで、現在企業経営に影響を与えている8つのインパクトに対して、
今後益々企業間競争の激化が予想されるなか、
これからの経営(マネジメント)のポイントを考えてみたいと思います。
(企業経営をめぐる8つのインパクト)
①グローバリゼーションの進展
・海外直接投資の拡大急増
・広がる内外市場の一体化 ⇒ 規制緩和や円相場の変動
②内需主導の景気拡大
・真の豊かさの追及
・国内マーケットの成長回復
③労働基準法の改正
・週40時間労働制の完全実施
・60歳定年制の法制化と65歳定年制の努力義務化
・育児、介護休業の法制化
・年次有給休暇の増加
④労働市場の構造的ミスマッチ
・若手労働者不足の深刻化 ⇒ 高齢者雇用の増加
・業種、年齢のミスマッチ拡大
⑤長寿社会の到来
・中高年労働市場の活用
・シルバービジネスの拡大
・年金制度の改革
⑥消費者ニーズの多様化
・高級化、個性化
・二極分化の進化
⑦情報化社会の加速
・IT革命
・分立型からネットワーク組織
・情報の差別化
⑧技術革新の急進
・ニューハード&ソフト革命
・研究開発投資の増加
・"21世紀技術"への挑戦
(これからの経営(マネジメント)のポイント)
①経営の基本方針
・戦略思考
・環境適応力重視
・収益重視
・新しい"活力型企業文化"の確立
・組織改革と従業員意識の革新
・差別化、創造的競争 ⇒ "魅力ある企業"づくり
・"仕事の質"の見直し ⇒ 仕事の成果=量×質×工夫改善
②経営戦略と組織戦略
・ソフト創造的付加価値重視 ⇒ 個性的、多品種少量方式
・グローバリゼーション ⇒ 国境の無いマーケット(ボーダレス化)
⇒ 現地化、独自性の強化
・ネットワーク型組織構造、柔構造組織、フラット組織
・職務分掌の明確化
③人事戦略と従業員の意識
・実力重視型 ⇒ プロの専門職、企業内人事の活性化、個性的開発型管理職重視
・スカウトとスピンオフの一般化 ⇒ 終身雇用制の崩壊
・自由裁量の幅拡大 ⇒ 権限と責任の明確化
(人事基本方針の確立)
①人事理念の確立
②雇用と処遇体系の複線化
③業績・成果重視(能力主義)
④公平公正で納得性が有り、メリハリのある人事・評価制度の確立
⇒ 人事・賃金・評価制度の確立
⑤チャレンジ目標と加点主義評価
⑥ホワイトカラーの生産性向上
⑦能力開発重視
⑧きめ細かな人事労務管理の充実
⑨"個"の尊重、自己実現の支援
⑩総合的福利厚生の充実
このように考えると、経営者とは大変な職業だと思います。
先ずは当事務所で毎月行っている「将軍の日」で
手がかりを掴んでみてはいかがでしょうか?
専門のコンサルタントがお手伝いをさせて頂いております。
どうぞお気軽にお声かけください。
平日 9:00 ~ 17:30