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こんにちは、経営支援事業部です。

今回は多くの経営分析手法の中からＳＷＯＴ分析をご紹介させて頂きます。

（ＳＷＯＴ分析）

ＳＷＯＴ分析とは自社やその商品・製品の内部環境・外部環境を

強み（Ｓｔｒｅｎｇｔｈ）・弱み（Ｗｅａｋｎｅｓｓ）・機会（Ｏｐｐｏｒｔｕｎｉｔｙ）・脅威（Ｔｈｒｅａｔ）の

４つの視点から分析する手法です。

強みと弱みを内部環境、機会と脅威を外部環境とし、経営環境・経営課題を把握します。

特に経営改善の場面ではＳＷＯＴ分析によって窮境要因や経営課題を把握し、

その解消・改善がされるよう戦略や施策を検討していきます。

（分析のフレームワーク）

ＳＷＯＴ分析は現状の環境や課題の把握に使われるフレームワークですが、

その内部環境・外部環境を分析するためのフレームワークを

詳細は割愛しますがご紹介します。

内部環境

・バリューチェーン分析・ＶＲＩＯ分析

など

外部環境

・ＰＥＳＴ分析・５フォース分析・３Ｃ分析

など

（クロスＳＷＯＴ分析）

クロスＳＷＯＴ分析とはＳＷＯＴ分析によって把握された各要素を掛け合わせ、

戦略の策定やアクションプランの設定につなげていく手法です。

具体的には下記の４パターンとなります。

①強み×機会・・・「強み」によって「機会」を最大限に活用するために

取り組むべきことは何か？

②強み×脅威・・・「強み」によって「脅威」による悪影響を回避するために

取り組むべきことは何か？

③弱み×機会・・・「弱み」によって「機会」を逃さないために

取り組むべきことは何か？

④弱み×脅威...「弱み」と「脅威」により最悪の結果となることを回避するために

回避するために取り組むべきことは何か？

ＳＷＯＴ分析は経営分析のフレームワークの中でも有名で

現状把握のためにも非常に重要なものですが、

うまく活用できなければ各要素の抽出が不十分となってしまい

現状を間違って把握してしまうなどの問題が起こってしまう危険もあります。

当事務所ではＭＡＳ監査を通じてＳＷＯＴ分析による課題の把握から

その解決までをお手伝いさせて頂いておりますので、ご相談頂ければと思います。