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便利なクレジット納付
2017年09月20日
こんにちは、財務事業部です。
平成28年度の税制改正において、
クレジットカードによる納税を可能とする制度が創設され、
平成29年1月から利用可能となりました。
今回はそのクレジットカード納付についてご説明したいと思います。
(概要)
クレジットカード納付とは、その名の通り、
インターネット上でクレジットカードにより国税の納付を行う方法です。
実際には納付受託者が立替え払いを受託しているのですが、
納税を行う上では特に気にしていただく必要はございません。
これまでは納付書を持って税務署や銀行へ行かなければできなかった手続きが
インターネット上で済ませられるので、
ITを利用した便利な納付方法と言えます。
(納付手続)
クレジットカード納付は、「国税クレジットカードお支払サイト」という
専用サイトを通じて行います。
こちらの専用サイトへは国税庁のホームページや
e-Tax(国税電子申告・納税システム)からアクセスすることができます。
クレジットカード納付は全ての国税について利用が可能です。
(ただし、印紙を貼り付けて納付する場合等、一部利用できない税目があります)
また、府民税や市民税等については
まだ一部の自治体しか対応しておりませんので、ご注意下さい。
(利用可能なクレジットカード)
下記のクレジットカードが利用可能となっております。
Visa、Mastercard、JCB、American Express、
Diners Club、TS CUBIC CARD
「国税クレジットカードお支払サイト」は24時間利用可能で、
これもクレジットカード納付の便利な点の一つです。
(注意事項)
ここまではクレジットカード納付のメリットについてご説明しましたが、
最後にクレジットカード納付を行う上での注意点に触れておきたいと思います。
まず、クレジットカード納付には決済手数料が発生します。
納付税額1円~10,000円→決済手数料82円
納付税額10,001円~20,000円→決済手数料164円
納付税額20,001円~30,000円→決済手数料246円
納付税額30,001円~40,000円→決済手数料328円
納付税額40,001円~50,000円→決済手数料410円
※以降、10,000円を超えるごとに82円加算。
このように、納付税額に応じて決済手数料が加算されますので、ご注意下さい。
なお、この決済手数料は税金ではなくカード会社への手数料です。
また、クレジットカード納付では領収証書が発行されません。
納付済の納税証明書の発行が可能となるまでに
3週間ほどかかる場合があるとされているので、この点もご注意下さい。
ITを活用して様々な作業が効率化できる時代になりました。
平成29年6月12日からは源泉所得税にも
クレジットカード納付が適用できることになり、
その利便性はさらに広がりをみせています。
今回のブログをきっかけに、
クレジットカード納付についてご検討されてはいかがでしょうか。
平日 9:00 ~ 17:30