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平成28年分の贈与税の確定申告状況について
2017年07月12日
こんにちは、相続支援事業部です。
国税庁より、平成28年分の贈与税の確定申告状況について発表されています。
(贈与税の申告状況の推移)
平成28年分の贈与税申告書を提出した人は50.9万人で、
平成27年分の53.9万人と比べ3万人(5.4%)の減少となりました。
また、申告納税額も平成28年分は2,252億円と150億円(6.2%)の減少となりました。
(暦年課税及び相続時精算課税別の申告状況)
平成28年分の暦年課税の申告人員は46.4万人で、
平成27年分の48.9万人と比べ2.5万人(5.0%)の減少となりました。
また、申告納税額も平成28年分は1,927億円と
234億円(10.8%)の減少となっています。
平成28年分の相続時精算課税については、申告人員は4.5万人で、
平成27年分の4.9万人と比べ0.4万人(9.3%)の減少となりましたが、
申告納税額は平成28年分は325億円と84億円(35.0%)が増加しました。
(相続税の対策としての贈与)
平成27年分の贈与税申告は、平成27年1月1日からの相続税の大改正により
贈与税の申告が一気に増加をしましたが、
平成28年分の申告人員は平成26年分と同じ位の件数となったところを見ると
少し落ち着いてきたのかもしれません。
ただし、相続税を考えると、贈与という対策は非常に効果のある方法だと思います。
そのためにも、適正に贈与を行い、
適正な贈与税の申告を行っていくことをお勧め致します。
今後も、こういった情報に関しても、随時ブログでお知らせしていきたいと思います。
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