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平成27年分の相続税の申告状況
2017年01月25日
こんにちは、相続支援事業部です。
昨年12月に国税庁より平成27年中(平成27年1月1日~平成27年12月31日)
に亡くなられた方について、相続税の申告状況の概要が公表されました。
(課税割合が8.0%に大幅増加)
平成27年中に亡くなった方の数は約129万人で、
平成26年と比較して約2万人(平成26年は約127万人)増加しています。
亡くなった方のうち、相続税の申告が必要となる相続税課税対象者の数は
約10万3千人と、平成26年の約5万6千人から約4万7千人増加しています。
これにより、亡くなった方のうちに占める
相続税の申告が必要だった方の割合(課税割合)は
8.0%となり、平成26年の4.4%から3.6ポイントの増加となりました。
これは、昭和33年以降過去最高の課税割合で、
平成25年度税制改正により平成27年1月1日以降の相続から
基礎控除額が大幅に引き下げられた影響を色濃く反映した結果となりました。
(課税価格の内訳)
課税価格の内訳は、課税価格が1億円以下の方が
約5万8千人増加しており全体の増加分の約97%を占めています。
この結果からも、基礎控除額の大幅な引き下げが大きく影響して、
以前であれば相続税の申告が必要でなかった方が
相続税の課税対象者となったことが分かります。
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スムーズな相続の第一歩は、財産の内容を把握し現状を知ることから始まります。
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