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経営計画策定のポイント

2016年08月17日

経営支援事業部

こんにちは。経営支援事業部です。

厳しい経営環境のなかで企業が継続、発展していくためには、

経営計画書は必須のものになります。

そこで今回は経営計画を策定するうえでの留意点について簡単にご説明いたします。

【売上高】

まず売上計画は、商品別、顧客別等、個別に立てられた計画から積み上げた

実現可能な計画である必要があります。

ただ単純に昨対比で考えるのではなく、

内部環境、外部環境をしっかり分析し、

「だれに」「なにを」「どうやって」「どれだけ」売るかをしっかり考え、

売上を積み上げて売上計画を作ります。

我々が実際に売上計画を策定する際には、

PMマトリックスを活用し、売上計画を策定します。

P=Product(製品)、M=Market(市場)

これは、製品と市場をそれぞれ現在と未来の4つのフレームに当てはめて考える、

非常にわかりやすく導入しやすい戦略を考えるうえでの方法論のひとつです。

【原価】

次に原価ですが、まず原価は商品別、工事別等、

個々の原価を正確に把握することから始まります。

いくら売上計画が策定できても、個々の原価が把握できていなければ、

手元にのこる利益がわからず、いい加減な原価率であれば、

仮に売上実績が計画を達成できても、利益実績は計画と大きく乖離することになります。

原価計画は正確な原価把握をすることが最も重要ですが、

その他にも仕入先、外注先等の変更を検討し、原価削減の検討をすることも重要です。

【経費】

最後に経費ですが、経費は昨対比ベースで考えるのも一つの方法ですが、

やはり本当に必要な経費だけを積み上げるゼロベースで考えることが重要です。

その際には、戦略費、冗費といった必要、不必要の判断を行う必要があります。

たとえば交際費でも、売上獲得に直結するのであれば、

それは必要経費と考えることもできます。

経営計画策定では、過去の実績は参考になりますが、過去の延長線で考えるのでなく、

企業があるべき姿、なりたい姿を描き数値化していくことが重要です。

経営支援事業部では、年間100件以上の

計画策定をさせていただいている実績があります。

計画策定でお困りの際には、ご連絡いただければ幸いです。

              
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