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御社に経営企画部門はありますか?
2016年04月13日
こんにちは、経営支援事業部です。
今回は大企業なら必ず設置している経営企画部門についてご案内します。
大企業にはあって、中小企業にはないものの一つに「経営企画部門」があります。
経営資源に乏しい中小企業は、
直接売上高を獲得しない経営企画部門を設置している場合が少なく、
仮に設置されていたとしても、他の業務を兼務していたり、
本来のその役割を果たしていないケースが殆どです。
経営企画部門は経営企画部、経営管理部、経営企画室、経営戦略室、社長室等々、
その呼び名は様々ですが、その役割使命は概ね以下の通りです。
①組織体制の構築
経営理念に基づき経営ビジョン・経営方針・経営戦略、
中期経営計画・単年度方針・目標管理までの一貫性を持った管理体制を構築し、
全社一体となって事業を展開する組織体制を作る。
②戦略策定と実行支援
企業が成長するための全社的な方向性を示す経営・事業戦略を策定し、
全社に展開し、経営目標を達成するための戦術をリードする。
③経営情報の収集・分析・活用
経営分析、財務分析、業績予測を行い、中期経営計画の修正をコントロールする。
④経営環境分析と活用
外部環境や内部環境分析を行い、自社の強み・弱みの変化を予測することにより、
新規事業の立案や事業撤退の判断をタイムリーに行う。
⑤企業の羅針盤
経営目標を実現する組織改革・再編成を行うなど企業の政策を決め、
将来の方向性をコントロールする。
上記の通り経営企画部門の役割とは、社長や経営陣の参謀で、
経営者を補佐する羅針盤なのです。
また、この組織は、経営者に対して自社の進むべき方向を的確に提案したり、
経営管理をする機能でもあります。
現在の激変する経済環境の中で、
事業環境変化に適応し経営計画を達成するためには、
必要不可欠な組織なのです。
古くには日本の企業では、番頭と呼ばれる人たちがこの機能を果たしていました。
しかし、現在経営者を取り巻く実態は以下の通りです。
①プレイングマネジャー⇒経営者がNO.1プレーヤーである。
②緊急対応⇒日々の緊急事項への対応に追われる。
③経営人材不足⇒経営を一緒に考える人がいない。
④経営情報不足⇒経営を考える情報が不足している。または整理できていない。
当事務所では、このように企業にとって必要不可欠な組織の
代行をするサービスを行っております。
「パートさんの給料で経営企画部門を作りませんか!」
お問い合わせは、当事務所 経営支援事業部まで!
平日 9:00 ~ 17:30