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「方針発表会」
2014年11月05日
こんにちは、経営支援事業部です。
今回は企業活動にとって欠かせない「方針発表会」について、
その意義と効果を考えてみたいと思います。
「方針発表会」とは
「方針発表会」は、「経営方針発表会」とも「経営計画発表会」とも呼ばれています。
当事務所は10月31日が事業年度の区切りとなっており、
昨日が新しい事業年度の始まりであり、方針発表会を行いました。
その内容を簡単に紹介しますと、
1.前年度方針評価(昨年度の反省)
①事務所全体・・・所長
②各事業部・・・各事業部長
2.今年度方針及び中期戦略・・・所長
3.今年度各事業部数値計画及び行動計画・・・各事業部
4.今年度プロジェクト行動計画・・・プロジェクトリーダー
5.今年度個人目標の評価・・・各人
以上ですが、昨年度の反省を踏まえて新年度のスタートに当たり、
「よし、今年度も頑張ろう!」と気の引き締まる思いで「方針発表会」を終えました。
「経営方針発表会」の効果
最近では、大企業はもちろんのこと中小企業でも
「経営方針発表会」を行う企業が増えて来ていますが、
企業活動において必要かどうかを考えるとき、その効果を見ればその必要性は一目瞭然です。
そこで「経営方針発表会」の効果について以下に列挙します。
①経営者(トップ)の考え方・ビジョンを直接社員に伝えることが出来る
②社員の考え方を知ることが出来る
③経営方針について、全社のベクトル合わせが出来る
④現在の自分の位置(現状)を確認することが出来る
⑤昨年度の反省をしっかり出来る
⑥新しい気持ちで新年度をスタート出来る
⑦目標を発表することにより、覚悟を決めることが出来る
⑧社員一人ひとりが何をすべきかが明確になる
⑨他部署の行動計画を知ることにより、連携が出来る
⑩方針に沿った目標設定が出来る
以上のように経営方針発表会は、企業活動にとって必要不可欠であると言えるでしょう。
それは、「経営方針発表会」がその場の儀式だけに留まらないからです。
発表会を行うまでの過程、即ち「経営計画」を作ることに意義があるからです。
今、企業間格差が益々大きくなっていると言われています。
即ち儲かっている企業と赤字に喘いでいる企業との格差が広がってきているのです。
その差はマネジメントの質の差であり、マネジメントの質の差は、目標設定の良否に関わっています。
自分達のやりたいこと(ビジョン・方向性)を定め、
その為に何が不足しているのか(問題・課題)を特定し、
それを克服するために何をすべきか(目標設定)を決定し、
後は実行あるのみです。
「経営方針発表会」とは単に儀式だけに留まらず、これらの作業を行ったうえで、
そのことを社員全員で共有することに他ならないのです。
当事務所でも「経営方針発表会」のお手伝いをさせて頂きます。お気軽にお声かけ下さい。
平日 9:00 ~ 17:30