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飲食店での外国人対応について

2014年08月13日

経営支援事業部

こんにちは、経営支援事業部です。

先日、米国の旅行専門誌「トラベル+レジャー」が発表した人気観光地ランキングで

京都が昨年の4位から上昇し1位となりました。

京都市内の年間観光客数は、2013年5年ぶりに過去最高を更新し5162万人となり、

その上昇にはやはり外国人観光客の増加も大きく影響しているとのことです。

一時の超円高状況もやわらぎ、今後益々外国人観光客の増加が見込まれるかもしれません。

ということで、今回は飲食店での外国人対応についての注意点を

ご紹介させていただこうと思います。

(参照:中小機構 中小企業ビジネス支援サイト J-Net21)

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、

和食を体験したいと思われる外国人が更に増えていくことも考えられます。

外国人対応の注意点としては、

「外国語メニュー作成」と「食事制限への対応」の二点が重要です。

まず、「外国語メニューの作成」ですが、単純な翻訳やアルファベット表記だけではなく、

日本の「食文化」になじみが薄い外国人でも理解しやすいように表現し、

説明することがポイントです。

たとえば、「先付」などは日本食独特の表現なので、西洋風に「starter(前菜)」とするなど

意訳を併記することで外国人にもイメージしやすくなります。

写真を添えるのもいいでしょう。

また、地域の名産品や季節の食材等、日本人にはあえて説明する必要が無い情報でも、

外国語メニューでは説明をつけることで、

日本食に関する知識が少ない外国人にはメニュー選びの手助けになります。

さらに、日本酒などにトライしたい方向けには、

テイスティングセットなどを用意することで気軽に楽しんでもらえますし、客単価向上も望めます。

こうした工夫は、外国人に理解していただくという意味合いだけで無く、

外国人歓迎の姿勢をアピールすることにもなり、外国人の不安を解消し非常に効果的です。

次に「食事制限への対応」ですが、アレルギー等の健康上の理由だけでなく、

宗教上の理由で食事制限がある外国人が少なくありません。

細かな制限の内容は信条や人によりさまざまであるため、

使用原材料の英語リストを備えていることで

安心して日本食へトライできると感じる外国人の方が多いようです。

同じ商品やサービスを提供していても、伝え方を工夫することで売上は変化してきます。

飲食事業の方、参考にしていただければと思います。

経営支援事業部では、経営改善を図るべくお客様と一緒に様々な改善案を検討しております。

ご興味のあられる方はお気軽に問い合わせいただければ幸いです。

              
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