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こんにちは、相続支援事業部です。

今回は、１月２４日に決定した平成２５年度の与党税制改正大綱のなかから
相続税の改正項目について解説いたします。

（基礎控除の見直し）

基礎控除については、現行の「５,０００万円＋１,０００万円×法定相続人数」が
「３,０００万円＋６００万円×法定相続人数」に、４割削減される予定です。

（税率構造の見直し）

また、税率構造については、３億円以下が４５％に引き上げられるとともに、６億
円超の金額については新たに５５％の税率が適用されることになります。

（改正案による現行との相続税額の比較）

参考までに、配偶者と子供２人合計３名の相続人が、

法定相続分どおりに相続をした場合、

改正前と改正後でどのくらい相続税が増えるのか試算してみました。

基礎控除前の財産の価格が１億円のケースでは、

改正前は１００万円だった相続税が、改正後は

３１５万円（それぞれ配偶者控除後の税額）と、

２１５万円もの増税となります。

上記の改正は平成２７年１月１日以降の相続について適用される予定です。