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こんにちは、経営支援事業部です。

金融担当大臣談話（平成24年11月1日金融庁発表）

－中小企業金融円滑化法の期限到来後の検査・監督の方針等について－

  上記大臣談話は、ご周知の通り平成25年3月に終了する

中小企業金融円滑化法の期限到来後の金融行政の検査・監督の

方針について述べられています。これは、金融機関や金融債権者等

から金融庁に問い合わせが殺到していることに応えて発表された

ものですが、その内容は、

  ①金融機関の役割

  ②検査・監督の対応

  ③借り手の課題解決

  ④現場への周知徹底     であり、詳しい内容は以下をご覧下さい。

  http://www.fsa.go.jp/common/coference/danwa/2012/20121101-1.html

  上記談話の二つめの項目として、〔「中小企業の経営支援の

ための政策パッケージ」の推進等〕についての記載がありますが、

本政策パッケージは中小企業金融円滑化法の最終延長を受けて、

内閣府・金融庁・中小企業庁の連名で平成24年4月20日に

公表されたものです。そのポイントは、概ね以下の３点です。

  ①金融機関によるコンサルティング機能の一層の発揮

  ②企業再生支援機構及び中小企業再生支援協議会の機能及び連携の強化

  ③その他経営改善・事業再生支援の環境整備

  本政策パッケージをご覧になった方もお気づきだと思いますが、

中小企業金融円滑化法の最終延長を踏まえて、行政として

一応関係諸機関に声掛けをしますよ！  と言っているに過ぎない

ことは否めません。その証拠に一部を除いて、そんなに大胆な

予算措置もされていませんし、談話の最後は「借り手の方々に

おかれましては、中小企業再生支援協議会や取引先金融機関に、

経営課題やその解決策等について積極的にご相談頂くことを

期待しています。」と締めくくっています。

  要するに、現状を放っておいても行政や金融機関が手を

差し延べてくれるのではなく、企業の経営者は自らが自社の

経営課題をしっかり見つめて、その改善策等を考える努力を

して下さい！ 

と言っているのです。

  私ども経営支援事業部は、経営者と共に経営課題を深掘りし、

経営改善策を検討するお手伝いをしています。どうぞお気軽に

お声掛け下さい。