KUBOTAX BLOG

KUBOTAX BLOG

  1. HOME
  2. KUBOTAX BLOG
  3. 取扱商品の見直し

取扱商品の見直し

2012年05月16日

経営支援事業部

(商品ライフサイクル分析)

経営支援事業部です。

今回は、自社分析の方法の1つ商品ライフサイクル分析

についてお話ししたいと思います。

商品ライフサイクル分析によると、取扱商品のポジションは

挑戦商品、成長商品、安定商品、成熟商品、衰退商品に分けられます。

(商品ライフサイクル分析の例)

お菓子を例にとってみましょう。

我が社は菓子の小売りを営んでいます。

新商品である饅頭を売り出しましたが、消費者に受け入れ

られるかどうかはまだわかりません。

この状態が「挑戦商品」です。

その後、この饅頭の売上は伸び、消費者にも徐々に受け

入れられ始めたようですが、商品開発などにかかった

初期費用等の回収にはまだまだ時間がかかりそうです。

この状態が「成長商品」です。

一方、以前より販売していた我が社独自の製法を使った

オリジナル商品の羊羹については、ヒット商品として

まだまだ売上は伸びています。

この状態を「安定商品」と呼び、初期費用の回収も完了

しており、もっとも収益に貢献する状態です。

しかし、その後この羊羹についても、他社で同じような

商品が販売され始めたため、市場が飽和状態となって

います。

この状態が「成熟商品」です。

最後に「衰退商品」とは、これらの過程を通過し、収益の

見込みがなくなっている状態のことを言います。

このように自社の取扱商品について分析を行い、それぞれ

ポジションを付けて伸ばしていくべき商品、販売をやめるべき

商品等分けていきます。

また収益が見込めなくなっている商品についても付加価値を

付ける等の工夫を施し再生を行っていくことで再びヒット商品

となるかもしれません。

このポジションは上から下へ流れていくため、それぞれの

ポジションに対して適切な処理を行うことでバランスの取れた

商品販売戦略を練ることができるはずです。

当事務所では、丸一日をかけて自社を考える

「将軍の日 (中期経営計画立案セミナー)」を毎月開催しています。

自社の現状を把握したうえで、将来をシミュレーションする

ことで、いろいろな気づきがあるはずです。

是非参加をご検討されてみてはいかがでしょうか!

              
KUBOTAXマガジン 経営を応援するメールマガジン

検索

月間アーカイブ

お気軽にお問い合わせ下さい
電話によるお問い合わせ
075-222-1234

平日 9:00 ~ 17:30

Webからのお問い合わせ
お問い合わせフォーム