KUBOTAX BLOG

こんにちは経営支援事業部です。

唐突な質問ですが、皆さんは「戦略とは？」と聞かれて何と答えますか?

一般的には「戦い方を練ること」になるでしょう。

先日ある研修会で講師の先生が、

「戦略とは戦いを略すること、いかに戦わずして

勝利をおさめるかを練ることです。」と仰っていました。

ここでの戦略は勿論"経営戦略"のことですが、

本物の戦争－もしアメリカとロシアあるいは

アメリカと中国が真っ向勝負で戦ったならば、

両国はもとより世界中が大変なことになるでしょう。

まあそれはさておき、ここでは"経営戦略"について考えていきましょう。

経営戦略とは、

経営理念・経営ビジョンに沿って企業が取るべき経営の骨格であり、

決めるのは当然経営者及び経営幹部です。

自社の強みを活かしてどうビジネスチャンスを捕らえるか？

あるいは自社の強みでどう危機を乗り越えるか？

又は、自社の弱みを克服してどう対抗するか？

あるいはどのように避けるか？ 等々です。

そこでまず大事なのが現状把握です。

自社の"強み"・"弱み"は何なのか、

自社が置かれている環境はどのような状態なのか、

ライバルは誰で、協力者は誰なのか、等々、

自社の内部の問題や外部の環境をしっかり把握することです。

次にその分析を踏まえて、何をすべきか決めていくことになりますが、

おそらくやるべきことが沢山挙がってくると思いますが、

「選択と集中」によってやるべきことを絞り込んでいく必要があります。

何故なら、経営資源の乏しい中小企業は、

一年間で出来ることはせいぜい３つ位だと思われますから、

出てきた経営課題に優先順位を付けて戦略図を描ききることが肝要です。

戦略図が完成したら、次に大事なのがそれに基づいて

全社員を巻き込んだ戦術（行動計画）を具体的にしっかり作り、

着実に実行に移していくことです。

経営戦略を立てることは勿論大切なことですが、

それを実行に移していく仕組みを作ることも

今後の経営を左右することになります。

経営支援事業部では、このようなお手伝いもさせて頂きます。

当事務所で一度"経営戦略"を立ててみませんか？