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「 利益の考え方 」
2009年11月11日
こんにちは、PDC支援事業部です。
今回は会社の利益について少し考えてみたいと思います。
上半期の決算数値や、通期業績の見通しなどが
新聞紙上で発表されておりますが、その見出しは「赤字幅縮小」や
「増収増益」、あるいは依然として「減収減益」等、過去の業績と
比較した利益がどうかというものがほとんどです。
これは、業績が昇り調子なのか、あるいは下降線なのかを測る上で
当然もっとも大切な視点であるからです。
私たちがお客様に決算のご説明や月々の業績をお話させていただく上でも
必ずお話しさせていただくポイントです。
ただ、これと同じくらい大切なポイント、それは算出された利益が
その会社にとって必要な金額を上回っているかどうかという視点です。
増収増益であっても、その会社にとって必要な利益額に未達であれば
決して良い業績とは言えません。
逆に減益であっても必要利益を大幅に上回っている状況であれば
さほど悲観すべき状況では無いのかもしれません。
「必要利益額」、これをしっかり把握できているかどうかが非常に大切です。
この必要利益額は、
借入返済額や資産投資予定額、留保すべき利益等から求められます。
「御社にとっての必要な利益はおいくらですか?」
大体はわかっているつもりではいるけれど具体的な数値は・・・
という経営者の方がいらっしゃれば黄色信号かもしれません。
必要利益の算出から、それを達成すべき売上額と行動計画まで、
ぜひ経営計画の策定をしてみられたらいかがでしょう。
きっと経営のヒントになる新たな発見があると思います。
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