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「Take a risk!」
2009年07月22日
PDC支援事業部です。
先日、当事務所が会員になっている情報サイトにこんな記事がありました。
「この社会で成功するためには何が必要か?」
その記事の著者は、
この質問をことある毎にいろいろな人に質問したそうです。
答えは「努力」、「人付き合いのうまさ」、「上司に気に入られること」、
「向上心」、「忍耐」等々ですが、同じ質問をアメリカでしたところ、
1つだけまず日本では聞かれませんが、
10人中7・8人が答える項目があったそうです。
それが、「Take a risk!」(リスクを取ること)です。
「この世界が資本主義で動いている以上、
"リスク"を取らなければ"リターン"がないというのはごく当たり前のことであり、
この法則を知らずにこの現代社会を生きているとしたら、
それは目をつぶって交通量の多い道を歩いているようなものです。」
と、著者は述べています。
また、なぜ日本がリスク認識発展途上国になったかについて、
「Riskは日本語では「危険」と訳されることが多いですが、
それは誤訳です。正確に定義するならばRiskとは「不確実性」です。
その不確実性の先には、よい結果もあれば悪い結果もあります。
その不確実性がよい結果に終わるのか、
それとも悪い結果に終わるかは、
その不確実性に対処・対応する人の"技"によるのです。」と述べています。
ローリスク=ローリターンとか、ハイリスク=ハイリターンとか言われますが、
確かに"リスク"を取らなければ
"リターン(利益)"が得られないのが企業活動ではないでしょうか。
ただ経営資源の乏しい中小企業にとって、
リスクの大きさが分からず勘に頼っているか、
石橋を叩いて渡るしか出来ないのが現状ではないでしょうか。
リスクには大きく分けて2種類あると思います。
一つは既に出た結果に対して気がついていないリスクと、
もう一つはこれから起こることに対してのリスクです。
いずれにしても、その"不確実性"を
少しでも"確実なもの"として見ることが出来れば、
どのリスクを取るのか選択することが容易になるでしょう。
私たちは今後も、財務分析・経営計画を通じて
徹底したリスク計算をすることで、
中小企業の経営者の意思決定をお手伝いできればと思います。
平日 9:00 ~ 17:30