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「Changeと経営計画」№4
2009年03月25日
PDC支援事業部です。
今月は「Change=変化」と「経営計画」について書いてきました。
激変し続ける社会環境への対応の仕方についてふれてきましたが、
ほんとに世の中の全てのものや秩序が"変わって"しまうのでしょうか?
仏教に「無常」という概念がありますが、森羅万象が
常に一ヶ所に留まることなく変化している様をいっていますが、
その反対には絶対に変わらない「真理」というものがあり、
その「真理」からみたときに、この世は「無常」なのでしょう。
少し難しい話になりましたが、この話いくら紙面があっても
足りませんのでこのへんにしときますが、
要するに、
どんなに社会環境が激変しようとも変わらない「真理」がある
ということが言いたかったのです。
作家五木寛之氏はその著書「人間の関係」のなかで、
その変わらないものを「人間の関係」と書かれておりますが、
私はそれを「人が人を思いやる心」ではないかと思いました。
そしてその基本となるのが「親子」の関係ではないでしょうか?
人は"おぎゃあ"と生まれて初めて接する「人間の関係」が
「親と子」なのです。親が子を慈しみ、子が親を慕う心は、
あらゆる生き物の基本であるのですが、
その基本が歪められているのが現代社会であり、
それによって様々な悲惨な事件がおきているのです。
少し話が横道にそれましたが、変わっていくものと変わらないもの
を見極め、自分にとって変わらない「もの=真理」のレベルを高めて、
変わる「もの」にどのように対処していくかを真剣に考えることが、
激変し続ける社会環境を生き抜く方法ではないかと思います。
即ち「自己革新」し続けることが個人にも企業にも求められるのです。
そして経営計画は、
企業にとってその「変化」と向き合う絶好の機会なのです。
単に変わることが大事なのではなく、「どう変わるか!」が重要です。
この激変し続ける社会環境と真摯に向き合い、
「どう変わるか!」を「変化」に流されることなく、
また「変化」から逃げることなく一生懸命考えれば、
必ず素晴らしい未来が待ち受けていることと思います。
「Change」の"g"を"c"に変えると「Chance」なのです。
平日 9:00 ~ 17:30