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    開業編 ~ 売上計画を立てよう ~ 第七話

おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計
開業編 ~ 売上計画を立てよう ~ 第七話

2008年11月15日

毎週土曜は「おにぎり屋 "たんと" で学ぶ経営と会計

 開業編 ~ 売上計画を立てよう ~」の時間がやってまいりました。

 

今回は第7話になります。

今日初めてご覧になる方は第一話第二話第三話第四話第五話第六話

さらっとご覧いただけるとうれしいです。

 

【小町さんの結論】

「うちが作るおにぎりは大量生産されたもんには負けへん」

1個1個のおにぎりを心を込めて握りたい。

コンビニに負けない本物のおにぎりを提供したい。

 

小町さんに迷いはありませんでした。

 

量より質を優先する小町さんは1個250円で

営業を開始することに決めました。

 

「うちが握るおにぎりは250円以上を払う価値は必ずある。」

 

小町さんはそう信じて疑いませんでした。

 

その意志決定は、価格競争では決して大手に勝てない、

まさに中小企業の生きる道だったのです。

 

小町さんの挑戦はまだまだはじまったばかりです。

 

続く・・・


最後までおつきあいありがとうございました。

開業編には経営に役立つ会計を考える上で

重要なポイントが含まれています。

開業編から学べることを整理してみました。

 

<開業編から学べること>

開業編には売上計画を立てる上でのポイントが

盛り込まれています。ここから学べることを整理してみましょう!

 

【費用を変動費と固定費に分ける】

 

開業編ではおにぎりの費用を"おにぎり1個当たりの原価"と

 "毎月かかる経費"の2つに区分しました。

 

おにぎり1個当たりの原価はおにぎりが売れれば売れるほど

増加します。このように、売上に連動して増加する費用を

変動費と呼びます。

 

一方で、毎月かかる経費はおにぎりが何個売れようが

金額は変わりません。極端な話、おにぎりが1個も売れなくても

20万円は必ず支払わなければなりません。

(小町さんの給料はカット可能かもしれませんが...。)

 

このように売上に関係なく、毎月必ず発生するような 

費用を固定費と呼びます。

 

費用を変動費と固定費に分けることで、採算ポイントが見えてきます。

 

以上のことを図解でみてみましょう! 

 

第八話へつづく・・・。

 

              
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